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相続財産よりも借金が多い場合の相続放棄

2011/7/01

相続と聞くと財産をもらうことを想像しますが、故人に多額の借金があり、
財産よりも借金の方が多い場合には、相続人はマイナスの財産も相続することになります。


これを、相続しないためには相続から3か月以内(※)に、
家庭裁判所に相続放棄を申し出ることが必要です。

(※)東日本大震災で被災された方に適用される特例があります。

 

この手続きをすると、その人は始めから相続人ではなかったものとされ、
被相続人の一切の権利義務を承継しないことになります。


では、相続を放棄した人が故人に掛けられていた生命保険金を受け取った場合にはどうなるでしょうか?

 

相続を放棄した人は、被相続人の遺産について全て相続できなくなります。

 

生命保険金は被相続人の死亡により生じるものであっても、受取人固有の財産とされていて、
相続を放棄している人でも受け取ることができます。

 


しかし、相続を放棄しているからといって相続税がかからないわけではなく、
受け取った生命保険金は相続税の課税対象となります。

 


これは、相続放棄をした人も生命保険金を受け取ることができるが、税法上、
生命保険金や死亡退職金などの財産については、相続財産とみなして相続税の課税対象としているのです。

 

また、相続放棄した人は、生命保険金を取得した場合に一定額を非課税とする規定の対象となる”相続人”には含まれません。

 

その一方で、相続放棄した人も、相続税の基礎控除額を算定する際には”相続人”の数に含まれますので注意が必要です。


【例】相続財産が生命保険金8,000万円、受取人が子2人のみで、ともに相続放棄をしている場合。

生命保険金の非課税額 500万円 × 0人相続人の数)=0円
相続税の基礎控除額 5,000万円 + 1,000万円 × 2人法定相続人の数)=7,000万円
相続税の課税対象額 8,000万円 - 7,000万円=1,000万円

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古舘 雅史(ふるだてまさし)

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