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住宅ローン控除、10年と15年のどちらを選びますか?

2008/12/10

住宅ローン控除の控除期間は
平成18年までに住宅を購入した人は一律でした。

 

しかし、平成19年、20年に住宅を購入して
住宅ローン控除の適用を受ける人は
10年と15年のどちらかを選択することになります。

 

これは、平成19年から所得税を下げて住民税を

上げるという「税源移譲」が行われたことが理由です。

 

なぜかと言うと、税源移譲によって所得税が減ると

控除期間が10年では控除しきれない人が出てくるからです。

 

例えば、税源移譲前までは10年間の所得税の合計が150万円だった人が
税源移譲後に100万円になった場合には、差額の50万円が
控除できなくなってしまうのです。

 

そこで、そのような人が不利にならないために
控除期間を15年にすることができるようになったのです。

 


住宅ローン控除の計算方法

住宅ローン控除は年末の借入金残高に
控除率を乗じて計算します。

 

平成20年から住宅ローン控除を受ける人の
控除率は次のとおりです。

 

【控除期間10年の場合の控除率】
1~ 6年目・・・1.0%(ただし、上限20万円)
7~10年目・・・0.5%(ただし、上限10万円)

 

【控除期間15年の場合】
 1~10年目・・・0.6%(ただし、上限12万円)
11~15年目・・・0.4%(ただし、上限8万円)

 

なお、控除期間が10年でも15年でも最高控除額は同じになります。

 

 


それでは、平成20年に住宅を購入して
住宅ローン控除を受けようとしているあなたは
10年と15年のどちらを選べば良いのでしょうか。


まず、あなたの払っている所得税額を源泉徴収票などで確認します。

 

<ケース1>

あなたの払っている所得税額が年間で20万円を超えていて
今後も現在の収入を維持できる場合

 

10年でも15年でも結果は同じ

 

でも、なるべく早く控除を受けた方が、自分の自由に使えるお金が
増えるので10年を選ぶべきでしょう。

 

<ケース2>

あなたの年間所得税が15万円で今後も収入が変わらない場合

 

15年を選択する方が有利


10年にすると1年目から6年目の上限20万円に達しないため
差額の5万円が控除できなくなってしまうから15年が有利。

 


【まとめ】
控除期間を10年と15年のどちらを選ぶかのポイントは
次の5つです。

 

1.あなたの現在の所得税額
2.あなたの今後の所得税額
3.借入金残高の推移
4.繰り上げ返済をする可能性の有無
5.扶養家族が増える、または、減る可能性

 


控除期間を10年と15年のどちらを選択すれば
有利になるかを判定するエクセルを作成しました。

 

住宅ローン控除比較表(元利均等).xlsx 

 

住宅ローン控除比較表(元金均等).xlsx 

 

このエクセルは、
・あなたの所得税額が変わらない
・扶養家族も変わらない
・繰り上げ返済の予定がない

ことを前提にしています。

 

前提条件を確認のうえ、ご利用ください。

 

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